コメディ

英語コメディ・ジョークがわからない原因は?英語字幕付き具体例で徹底解説〜Ali G特集〜

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こんにちは!マルチリンガルジョニーです。


皆さんはこんな経験ありませんか?

・複数の外国人と英語で話していて、自分も会話についていけている!
と思ったら自分以外の全員が突然大声で笑い出し、十八番の愛想笑いでその場を乗り切る。

・英語はそこそこ勉強してきたし、リスニング教材もある程度問題なく聞き取れる。
なのにコメディだけは全然理解できず、笑い声の効果音に戸惑う。




僕自身もFriendsやBig Bang Theoryなどのコメディを見始めた当初は全く笑いどころが分からず、苦労しました。


海外生活が長く、ビジネスにおいても問題なく英語を使いこなせている上級者の方でも、コメディだけは難しいという声をよく聞きます。


なぜこのような状況が起きるのでしょうか?



英語学習者を戸惑わせる二重の文脈


まず考えられる原因は、コメディやジョークではよく表面上の意味と隠れた意味(a hidden meaning)という二重の文脈が使われているということです。


英語学習者の多くは2つのうち表面上の意味しか理解できず、文章の意味は分かってもなぜ面白いのか分からないという事態に陥ります。
(今回解説するコメディ番組でも多くの二重コンテキストが使われています。)



二重文脈を使ったジョークの具体例

・Whenever I feel blue, I start breathing again.


こちらのジョークをパッと見て理解できるでしょうか?


これはblueが持つ”憂鬱な”、”青い”という2つの意味を用いたジョークです。


Whenever I feel blue,(私が憂鬱に感じる時はいつも〜)と来れば、I go out for a walk(散歩に出かける)等、ストレスを発散する方法が来ると予想しますよね?


その期待を裏切り、blueをもう一つの青いという意味で使い、後半のI start breathing againにつながることで以下のような意味になります。


私は青くなるのを感じると、いつも呼吸を再開するようにしている。
(息を長時間止めると血が止まり、顔が青くなり始める。)




この予想の裏切りが一瞬で起きることによって、笑いが起きます。
(このジョークが本当に面白いかは別問題。)


上記のように二重の文脈を使ったジョークを聞いた際に、表面上の意味しか理解できないと、笑いに重要な2つ目の文脈に気づかず、困惑することになります。



blueのように簡単な単語であれば問題ないかもしれませんが、難しい単語を2つの意味で使ったジョークを一瞬で理解するとなると、帰国子女でもない限り不可能なんじゃないの?と不安になりますよね。


安心してください。(はいてますよ。と頭に浮かんだ方はジョークのセンスがあるかもしれません。)


この記事でジョークの考え方を理解し、語彙力向上やコメディへ触れる努力を継続していけば、理解できるユーモアが徐々に増え、自然に笑えるようになっていきます。




ジョークは解説されない!

英語スクリプト付きの解説に入る前に、コメディ・ジョークの理解を難しくしているもう一つの原因について触れておきます。


海外ドラマやコメディを観て勉強することのメリットについて書いた記事はよく見かけますが、コメディ内の具体的なジョークについて解説した記事はあまり多くありません。

"Explaining a joke is like dissecting a frog. You understand it better, but the frog dies in the process."

という名言が表しているように、ジョークを解説してしまうと、理解が深まるのと引き換えにそのジョークの面白さが失われてしまいます。


ジョークについて解説した記事が少ないのはこのことが関係しているのかもしれません。


また、同じ理由で複数人で会話していて、誰かがジョークを言ったのちに解説してもらうのも、笑いが半減あるいは全滅してしまうので理想的でないかもしれません。


この記事では一つ一つのジョークを丁寧に解剖し、笑いと引き換えにジョークの完全な理解を提供します。


読者の皆さんが今後色々な場面で出くわすジョークを聞いて笑えるよう、数匹のカエルに犠牲になってもらいましょう。




イギリスで生まれたコメディ Ali G

Ali GはイギリスのコメディアンSacha Baron Cohenが作り出し、本人が演じているキャラクターです。


ラッパー・ギャングに典型的なファッションや喋り方が特徴的で、白人なのに自分のことを黒人だと思っています。


彼が司会を務めるDa Ali G Show (theをギャング風に発音するとda)のコンセプトは、麻薬捜査・経済・フェミニストなど各分野の権威のある専門家をインタビューに招待し、信じられないくらいアホな質問をして専門家たちを困らせていくというものです。


例えば人類で初めて月を歩いたNeil Armstrongを招待した際には次のような質問でインタビューを開始しています。

How did you feel when you walked on the Sun?



また、ギャングなので文法なんてものは全く気にしません。(よい子の皆さんはali gの喋り方を真似るのは絶対にやめてください。)


例えばI'm going to~というところをI's gonnaと言ったり、my friend Daveというところをme mate Daveと言ったりします。(am→is, my→meという使い方はいつも変わらないのでご参考までに。)


喋り方自体も面白いので、ぜひリスニング教材等で聞いているのとは違った英語に触れて楽しんでください。



Ali Gは非常識で失礼な発言を連発するので、中には本当に怒り出してしまう人もいますが、一見アホで幼稚な会話からイギリスらしい皮肉の効いたユーモアが楽しめるオススメの番組です。


二重の文脈を使ったジョークも頻出するので、Ali Gのインタビューを見ながら英語力・ユーモアセンスを磨いていきましょう!




Ali Gを英語スクリプト付きで解説



これは保守的な教育の専門家Rhodes Boysonをインタビューした回です。


教育の話題について真剣に自分の意見を述べているつもりが、Ali Gの罠にはまりアンジャッシュのコントのように会話が思わぬ方向へ進んでいく様子がなんとも爽快です。


一つ一つのジョークを丁寧に解説していますので、ポーズや巻き戻しをしながらゆっくりと理解していってくださいね。一回で全部理解しようとすると大変かもなので、1日1ジョークずつに分けて勉強していってもいいかもしれません。一つ一つしっかり理解を積み重ねることが一番大切です。


それではAli Gの発言とそれに対するBoysonの回答に注目して会話を分析していきましょう。


*二重の文脈がある際は発言者の意図している意味をかっこなしの日本語訳に、隠れた意味(相手が解釈した文脈)をかっこ付きの日本語訳に書いています。下ネタが含まれている話もありますので、そういう話は聞きたくないという方は該当のトピックを飛ばしてくださいね。Ali G→A  Rhodes Boyson→B

体罰の話

A: Listen here, I’s got none other than the me main man, Sir Rhodes Boyson in da house. ‘Cause we’s talking about the education thing. Let’s talk about the discipline. Do you think, Sir Rhodes, there’s enough discipline in school?

A: 皆んなよく聞け、他でもない俺の親友、Rhodes Boyson氏を招待したぜ。俺たち教育について語り合うからな。しつけについて話そう。Rhodes氏、学校ではしつけが十分に行われていると思うか?

*in da house: house は元々クラブの意味。DJや歌手などが登場する際にBruno Mars in the house.などと言って会場の人たちに知らせることがあります。

*me main man: my best friend


B: I think there’s slightly less than there should be.

B: 理想よりは少しだけ足りないと思います。


A: Do you believe kids should be caned?

A: 子供は麻薬を吸ってハイになるべきだと思うか?
(子供はむちで叩かれるべきだと思うか?)

*to be caned: 1. to be high on drugs.(Ali G)  2. to be hit with a stick.(Boyson's interpretation)

*Ali Gが手を鼻に持っていき、息を吸うジェスチャーをしていますが、これは麻薬を吸う動作で、むちを使った体罰ではなく麻薬に言及していることを視聴者に知らせています。



B: I do.

B: 叩かれるべきだと思います。(麻薬でハイになるべきだと思います。)


A: You do? Wicked man! You believe kids should be caned even in school.

A: え、本当に?あんた最高だな!子供は学校でも麻薬やるべきだと思ってるんだな。
(子供は学校でもむちで体罰を受けるべきだと思ってるんだな。)


B: even in school.

B: そうですね。

*wicked: a British slang term for awesome.



A: Do you not think, sir Rhodes, if you get caned in school, you can’t concentrate as well. ‘cause a lot of people out there say that if you are getting caned.

A: Rhodes氏、学校で麻薬やってたら(体罰受けたら)ちゃんと集中できない思わないか?世間では麻薬やってたら(体罰受けてたら)集中できないっていう人が多いからさ。


B: Well I was caned in my time, and I’ve concentrated all my life, from that.

B: うーん私も子供の時体罰受けてたけど(麻薬やってたけど)、ずっと集中できてましたけどね。


A: You were caned? Respect, man.

A: 麻薬やってたのか?(体罰受けてたのか?)。尊敬するぜ。


B: It was a, I mean, it shouldn't be done evil, and it shouldn't be done badly.

B: 体罰(麻薬)は悪意を持ってやってはいけないし、下手な方法でやってはいけないんですよ。


A: You got to have a good stuff.

A:いいもの使えってことだな。


B: You have taboos in there.

B: やってはいけないことがあるんですよ。


A: You have to have a good cane.

A: いい麻薬(むち)を使わなきゃだな。


B: You have to have a good cane.

B: いいむち(麻薬)を使わなきゃだよ。

*cane: 名詞 1. a stick to punish a child  2. weed (marijuana)

*BoysonがYou have to have a good cane.という際、Ali Gの喋り方を真似て敬意を示し、二人が意気投合していますね。

 性教育の話

A: Do you think sex education should be taught in the school.

A: 学校で性教育を教えるべきだと思うか?


B: No.

B: いいえ。


A: Why not?

A: なんでダメなの?


B: I think that is the job of the family.

B: それは家族の仕事だと思うからです。


A: Do you think porn star should teach sex education in the school.

A: AV女優が性教育について教えるべきだと思うか?


B: No.

B: いいえ。


A: Why not?

A: なんで?


B: Because I do not respect porn stars as you say.

B: 君の言うAV女優っていうのを尊敬していないからだ。


A: But they has more boning experience than anyone else.

A: でもAV女優は誰よりもセックスの経験があるぜ。


B: oh no. It is not the experience that I want for our country.

B: いやいや、それは我々の国に理想的な経験じゃないですよ。


A: But someone who has had a fourhead or whatever would know how to cope with any situation.

A: でもfourheadとかやったことある人ならどんな状況にも対応できる方法を知ってると思うけど。


B: Well, most of some of these situations I wouldn't put myself in from the beginning.

B: そもそも私だったらそのような状況にならないです。(目的語を前に持ってくる倒置の形)


A: For real, me feeling that Sir Rhodes, me feeling that.

A: 間違いないな。言いたいことわかるぜロード氏、激しく同意だぜ。

*have a fourhead: receive a blowjob from four people at the same time.
*for real: absolutely.  
*me feeling that: I agree with you.

教育方法の話

A: Let's talk about the teaching methods. Do you not think, Sir Rhodes, it is time for a new teaching method?

A: 教育方法について話そう。ロード氏、そろそろ新しい教育方法を導入してもいい頃だと思わないか?


B: No. Human nature hasn't changed since the Garden of Eden.

B: いや、人間の本質はエデンの園の時代から変わってないですよ。


A: What about rap? Do you think rap should be used in school?

A: ラップはどうだ?学校でラップが使われるべきだと思うか?


B: I don't know what rap is but...

B: ラップが何か知らないのですが。。


A: Rap is like, you know, me checkin' it, me rockin' it, me feelin' it, me rockin' it. Boyson in da house, make it feel it like a mouse.

A: ラップはこんなもんだ。(ラップ実演)


B: It's rather nice with that. But I think that's for the schoolyard.

B: それに関してはまあまあ素晴らしいですね。でも教育というよりは遊びですね。

*Ali Gがラップするシーンでは韻を踏むことを優先しているため、特に意味はありません。houseとmouseで韻を踏んでいます。最後の行をあえて訳すとすれば、Boysonがきたら皆んなネズミ見たく小さく感じちまうぜ。(Boysonが偉大であることを示唆。)

*schoolyard: 校庭 Boysonはラップはclassroom(教室)よりもschoolyard、つまり遊び向けだと言っている。

数学の話

A: So, what about the math? What do you reckon about the math? Do you rate the math, or do you rock the math?

A: おけ、じゃあ算学はどうだ?算学についてどう思う?算学を評価するか、それとも算学というものを揺り動かすのか?


B: The math?

B: 算学?


A:The math.

A: 算学。


B: What's the math?

B: 算学って何ですか?


A: You know,1 2 3...

A: 知ってるだろ、1,2,3...。


B: Oh yeah that's right. That's math.

B: あ、それですか。数学か。笑

*the math: math=数学のこと。mathには普通theを付けませんが、Ali Gがthe mathというのでBoysonが何のことかわからず困惑しています。日本語には冠詞はないので、数学の言い間違いということで算学と訳してみました。和訳って難しいですね、コメディの字幕つける人本当にすごいと思います。

*do you rate the math, or do you rock the math? : rate the math, rock the mathのリズムを重視したもので、特に具体的な意味はない。Ali Gはラップ風の意味のわからないことを言ってよく相手を困らせることがあります。

*rock: 何かにいい影響を与えるという意味の動詞。e.g. She rocks my world. 彼女は最高だ。



A: Why don't they teach proper math in school?

A: 学校ではなんでちゃんとした数学を教えないんだ?


B: What do you mean by proper math?

B: ちゃんとした数学とはどういう意味ですか?


A: Why do they teach in kilos and grams when you should really deal in ounces, quarters of ounces?

A: 実際はオンスとか4分の1オンスとかの単位で取引するのに、何でキロとかグラムの単位で教えるんだ?


A: Why don't they modernize and teach in ounces?

A: 現代化してオンスで教えたらいいじゃん。


B: I prefer the old ones. As being a traditionalist, I would have the old things back again.

B: 私も古い方(オンス)が好きですね。伝統主義者なので、旧来のシステムをもう一回使えたらいいなと思いますよ。

*proper math: ounce, a quarter ounceは麻薬を取引する時に使われる単位。Ali Gは実際の生活(ギャングなので麻薬取引は日常生活の一部)で使うオンスを使って数学を教えるべきだと主張しています。

*the Imperial system (ounce, pound etc.) vs the metric system (kilo, meter etc.): 昔はオンス等を使ったthe Imperial systemが使われていました。Boysonは古い方、つまりオンスを使ったシステムの方が好きだと言っており、Ali Gに同意しています



A: Wicked. And you need to know about quarters of ounces and eighths of ounces, all that kind of thing.

A: いいね。オンスとか8分の1オンスとかそういうの全部知っとかなきゃダメなんだよ。


B: If you are doing baking or anything of that kind.

B: もしパン焼いたりしてるならね。(もし麻薬吸ったりするならね。)


A: Aight, baking. For real.

A: はいはい、麻薬(朝ごはん)やる時ね。まじそれだよ。

*baking: 1.パンを焼くこと。2.麻薬に火をつけてその煙を吸う行為。Boysonはパンを焼く時にはオンスは必要と言っているのに対し、Ali Gは麻薬を吸う時の話をしています。本当にアンジャッシュみたいじゃありませんか?



B: For real, I make my own breakfast every day.

B: 本当に、私は毎日自分の朝ごはん(麻薬)を作るよ。


A: Aight me make me own breakfast.

A: そうだな、俺も毎日麻薬(朝ごはん)作るよ。


B: Very good.

B: いいですね。


A:So, I mean who ever bought a kilo of anything? you know, apart from me mate Dave and he's down for a four-year stretch, but I mean what is that useful for, the kilo?

A: それで、今まで誰がキロで何かを買ったことがあるんだ?まあ俺の友達のデーブ以外の話な。あいつは今四年の懲役中なんだが。でもキロなんて何の役に立つんだ?


B: I'm not certain that the kilo is...
*ごめんなさい、ここ聞き取れませんでした;^^ 聞き取れた方いたら教えてください。

この後もBoysonのセリフで一部不明瞭で聞き取れなかった部分のスクリプトが抜けていますが、ご了承ください。全て聞き取れるレベルになれるよう、精進します。



男女共学の話

A: Sir Rhodes, do you think there should be mixed schools?

A: ロード氏、共学の学校は必要だと思うか?


B: I think there should be a choice, for parents and the pupils themselves.

B: 選択肢があるべきだと思うね。親にとっても生徒本人にとっても。


A: Do you not think though, if you have mixed schools, all the boys would spend all their time chasing muss, and all the girls would spend all their time just preparing their muss.

A: でも共学の学校があったら、男子は皆mussを追いかけることだけに時間を使って、女子は皆mussを準備することだけに使うと思わないか?


(Boyson responding to Ali G's comment without understanding what he's really talking about.)

*muss: a very rude term for vagina.

A: But me, me got an A-plus in punani, but me failed me exams. 'Cause me was so into the chasing the bit of ...

A: でも俺はpunaniでA+を取ったけど、試験は落ちたぜ。XXX(mussを暗示)を追いかけるのに夢中だったからな。


B: Well, that's your fault. I think overall, single sex schools work better than mixed schools.

B: それは自分が悪いですね。笑 全体的に男子校や女子校の方が共学より上手くいくと思います。


A: But don't you think single sex girl schools, they just breeds, you know, people who'll drink from the furry cup?

A: でも女子校はレズを育てると思わないか?

*punani: a word of Hawaiian origin for vagina.
*furry cup: a phrase for vagina.
* people who drink from the furry cup: a rude expression for a lesbian.



B: I don't know how they drink from the furry cup. I don't know what the liquor is in it.

B: 毛の生えたコップ(punani)からどうやって飲むのかわからないし、中にどんなお酒が入ってるのかわかりません。


A: You know, Sir Rhodes, you know. You know them girls that is drinking from the furry cup, that like we from the bushy plate. You know what, it's getting enough.

A: 知ってるくせにロード氏、知ってるだろ。俺らがやるのと同じようにfurry cupの液体を飲む女子たちを知ってるだろ。もう十分だな。


B: Yes I know it's getting enough.

B: そうですね、この話題についてはもう十分ですね。

*bushy plate: the same as the furry cup.

韻を踏んで締めくくり!

A: Sir Rhodes, will there always be education throughout the nation, stopping domination in the station.

A: ロード氏、これからもずっと全国に駅での支配を防ぐための教育が行われるか?


B: There'll always be some method of one generation putting in the work of the next generation.

B: ある世代が次世代のやり方を取り入れる方法はこれからもずっとあると思いますよ。


A: Wicked. You is rocking. Sir Rhodes Boyson in da house, booka booka. You's the man. I wish you was my teacher all them years ago. Now I wouldn't have turned out like this.

A: いいね。あんた最高だぜ。ロードボイサン氏でした、booka booka. あんたは本物だよ。何年も前にあんたが俺の先生だったらよかったな。そしたら俺もこんな風になってなかったよ。

*will there always be education... : -ationの単語で韻を踏んでいます。BoysonはAli Gがただ韻を踏むために喋っていることに気づかず、真面目に回答しています。

*booka booka: 銃声の音。booyakashaなどと同じでAli Gはショーの初めや終わりに銃声の音をよく使います。ギャングの文化でよく使われるみたいですね。

まとめ

お疲れ様でした。いかがでしたか?


スラングやAli Gの慣れないアクセントで聞き取りづらかったかも知れません。


二重の文脈を使ったユーモアは上の動画のように、それぞれの単語を詳しく知っていて、さらにそれを一瞬で理解しないといけないため、なんとなく全体の意味はわかるという状態ではなかなか難しいです。


ですが、アメリカのsit-comや日常会話でもよく使われる手法なので、本当に英語の文化を理解し、英語を使った会話を楽しみたいという方にとっては避けて通れない道だと思います。


でも安心してください、大丈夫です!


この長い記事を読み終え、一つ一つのジョークをしっかりと理解しようとする忍耐力のある読者の皆様なら、今後も語彙力やユーモアに関する知識を積み重ね、着実に英語圏の笑いのセンスを身につけていけると信じています。


この記事が読者の皆様にとって英語コメディ・ジョーク理解の基礎となり、英語を今まで以上に詳しく勉強してみようというモチベーションを少しでも持っていただけたなら、僕がこの記事を書いた意味があったのかなと思います。


これからも一緒に楽しく英語をマスターしていきましょう!



You are the man. Keep it real.




 

プロフィール

管理人: マルチリンガルジョニー

 

高校中退→1浪→京大法学部→セブ留学(1ヶ月)→上海留学(1年間)→専門商社就職→香港駐在→2年で退社→韓国でフリー→医学部受験講師

 

モットーは『語学=ライフスタイル』
話せる言語は日・英・中・韓・広です。
TOEIC990。新HSK6級。

 

英語独学奮闘中の方を応援します。

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